即興リレー

19日の土曜日、MOMAでRelay-NYCとなうった、ミュージシャン10数人がいくつかのグループに分かれ、メンバーを変更しながらリレー演奏していく、即興音楽のイベントが開かれました。

その翌日、ブルックリンのIssue Project Roomで、リレーに参加したミュージシャンに地元ミュージシャンを加えて、即興音楽大会がありました。リレーに参加したIkue Mori やMiya Masaokaなどの有名どころがこなかったのが残念でしたが、全部で20数人が集まって、小さなグループに分かれての演奏は刺激的でした。おいしいワインとベジタリアンの食事もあり、久しぶりに会う仲間との会話はもちろん、初めて会うミュージシャンの演奏と会話を楽しみました。

夫のエドはサックスを、ベース・クラリネットのWade Mathewsと演奏。その前のJack Wrightの元気なサックスと対照的に、エドには珍しく抑え目の音で新鮮。

私は、サックスのグレゴリー、ヴァイオリンのサラ、フルートのダイアナとのカルテットでボイスとおもちゃを演奏。会場はサイロみたいな音響とつくりで、アコースティックな演奏には最高で、歌うのは気持ちよかった。おもちゃの静かな音でのバリエーションも発見。グレゴリ-のサックスと私の声との微妙な温度と色の差によって、ふわーっとしたふくらみが出て、面白い。

ニューヨーカーは忙しいし、ギグをやっても、初めて会う人とお互いの感想を話し合わないことも多いのですが、みんなフレンドリーで楽しい夜でした。

http://www.issueprojectroom.org/