2013-01-01から1年間の記事一覧

ギリシャへの旅 Part3

Day7 :ミコノス–アテネ ホテルで朝食後チェックアウト。荷物をホテルに置いて考古学博物館まで歩く。またもや猫たち! リトル・ベニス裏のタベルナで昼食。シーフードリゾット。 ホテルに戻り、港まで車で送ってもらう。アテネ行2時15分発のブルースター・フ…

ギリシャへの旅 Part2

Day 4 : サントリーニ〜ミコノス 昨日より暖かい。出迎えの車のサービスの不備のため、割引してもらおうとするが、フロントの女性と口論になり、らち開かず。恐れを知らないタクシーの運転手は、ホテルからミコノス行の港までの急な海沿いの下り坂で、猛スピ…

ギリシャへの旅 Part1

私と夫のエドは、10月4日から13日までギリシャに旅行した。Day1 : NY JFK空港を朝8時に発つ。ブリティッシュ・エアウェイズ。ロンドン着夜7時40分。9時40分にアテネに向かう。Day2: サントリーニ アテネ着午前3時10分。エーゲ航空アテネ発サントリーニ行き午…

キューティーとボクサー

NY在住のアーティスト夫妻、篠原有司男&乃り子さんの、40年間のNYでの結婚生活についての素敵なドキュメンタリーを見た。彼らの子供のような年の新人監督が、撮りがいのある夫妻をまっすぐに撮っている。

グランド・マスター

ブルース・リーの師匠として知られるイップ・マンの生涯を描いたウォン・カーワイの新作「グランド・マスター」は息をのむ美しい映像の連続で、映画館で見る価値はある。トニー・レオンもいい感じに年を取っていて安心したが(吉田輝雄に雰囲気が似てきた) …

横顔

写真を撮っているうちに、ほとんどの人の横顔は、美形でなくてもそれぞれの味があることに気がついた。美男美女とそうでない人の差は、横顔と正面を向いた時の差にある。横顔とはプロフィール、正面に比べて自分では見にくいし、絵にも描きづらいが、他人か…

風俗江戸東京物語

ブックオフの1ドルコーナーで岡本綺堂の「風俗江戸東京物語」を発見。へぇーと思ったことがいくつかあったので書き留めておく。芝居などでは駕籠かきが旅人をゆすっているが、宿場から正式な駕籠を雇えば規定通りの賃金で運んでくれた。実際は、大名行列な…

All the Marblesカリフォルニア・ドールス(1981)

ピーター・フォークが女子プロレス二人組のマネージャー役というロバート・アルドリッチ監督の遺作となった81年度作品で、色物としか思えない設定なのに、なんてイイ映画。同監督の傑作「特攻大作戦」に次ぐか同じくらい好きな作品となった。私以上にBムー…

西部劇一挙22本

Vera Cruz ヴェラクルス(1954) バート・ランカスター主演の「エルマー・ガントリー」を見たら、彼のそのころの映画が見たくなった。アルドリッチ監督の54年作品なのに、マカロニを先取りした要素(チャーミングでちゃらんぽらんな女好きのランカスターのと、…

Scatter my ashes at Bergdorf's

ニューヨークの5番街にある高級老舗デパート、バーグドルフ・グッドマンの舞台裏を描いたドキュメンタリー映画「Scatter my ashes at Bergdorf's(私の灰をバーグドルフにまいて)」は、予想通り同デパートの販促ビデオだった。それはかまわないが、同店を称…

アイアンマン3

それほど期待してなかったので、その割には楽しめたが、これが本シリーズにとってもダウニーJrにとっても最後のアイアンマンとなってほしいことには変わりない。ダウニーJrは、もはや演技的な挑戦をそれほど必要としなくなった役柄とその成功に甘やかされて…

華麗なるギャッビー

「華麗なるギャッビー」は華麗かもしれないが、グレートではなかった。とすると。邦題のほうが本質を突いているのかな。でも、現代の皮肉はなくなるな。ともかく、ギャッビーは、内面の空虚さを埋めるために、世界の終わりみたいに毎日パーティーしてるんだ…

俺がローマ法王だ

NY

ホームレスの中年黒人が、地下鉄の中で大きな独り言を言っていた。「俺が新しいローマ法王だ。俺が新しいローマ法王だ。俺はダビデの子孫だから」。そして、プラスチックの容器からワセリンを取り出し、広い額と後頭部にだけ生えている白髪まじりの黒い髪に…

2012年ベスト

1.Amourアムール パリに住む元音楽教師の老夫妻を描く、ミヒャエル・ハネケ作品の中で最も普通(といってもハネケ作品だけあって見やすくはない)で感動的、個人的な作品。脳卒中に倒れた妻を自宅で看護する夫と聞いただけではあまり食指が動かなくても、夫…