2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧
シリーズ三作目で最後の作品のはず。ブライアン・シンガーが監督した前の二作に比べ、空っぽと批判され、原作のファンからはストーリーを単純化しずぎ、と非難されているが、私は結構楽しめた。ミュータントを普通の人間にする特効薬が発明され、それをミュ…
カンヌでも米国メディアでも酷評されまくっているので、全然期待せずに見た。トム・ハンクスとオドレイ・トトゥは思ったよりミスキャストではないが、映画というよりはヒストリー・チャンネル(歴史専門のケーブルTV局)の特別番組、といった感じで、トム・ハ…
「女体桟橋」石井輝男が監督デビューして2年目、1958年の作品。とにかく題がすごい。日本から海外へ女たちを売りとばす際に橋渡しをする、外人が出入りするクラブを隠れみのにした、高級コールガール組織のこと。東京租界、という言葉も懐かしく、昭和20年代…
土曜夜は、自宅でのコンサート。 Bruno Morello (sax) & Shayna Dulberger (bass) Ninni Morgia (guitar) Light In August : Ann Adachi (flute)& Gregory Reynolds (alto sax) ブルーノとシェイナは初の顔合わせ。ジャズ系の即興が多かったが、現代音楽系…
クソ映画を2本続けて見てしまった。。。 「Attack of the 50 Foot Woman」自分の金目当てで結婚した夫に浮気され、不幸な結婚生活を送るアル中のテキサス(たぶん)女が、UFOにのった宇宙人から放射性物質を受け、巨人になる話。サスペンス、ギャグのタイミ…
波止場 On the Waterfront 1950年代初期のブルックリン、レッドフックが舞台(撮影はNYの対岸、ニュージャージーのホボケン)で、港湾労働者たちで活気があり柄が悪い、当時の雰囲気がうかがえて興味深い。最近、再開発が始まったばかりで、柄が悪いままにさ…
木曜夜は、ブルックリン、パークスロープのSpoken Words Caféで、初めてのソロ・ターンテーブル・ギグ。自分で納得いく演奏で、お客さんも楽しんでくれたみたい。8年間ターンテーブルを演奏してきて、初めてのソロだったが、待ってよかった。始めてからしば…
発展途上国でのスエットショップ労働や、従業員への待遇などで悪名高いウォルマートは、企業イメージを改善し、都市部の消費者にもアピールしようと、オーガニック食品の販売を増やそうとしています。世界最大の小売店であるだけでなく、全米最大の食料品店…
リリースされたばかりのCD3枚の紹介です。マーシャル・アレンとの体験は、ほんとに貴重でした。買って損はさせません!最初の2枚はCadenceからの販売ですが、近いうちにタワーレコードからも買える予定。 Live at the University of Pennsylvania Marshall…
人気TV番組「エイリアス」のJ.J.Abramsが監督したが、映画の画面の大きさと長さをもてあましているようだ。ペース配分もひどく悪く、前半が非常にスローで、最後の30分で何でもかんでも詰め込んでいるので、時間的にMission:Impossible(不可能な任務)なのでは…
欲望、とはうまい邦題だ。主人公のカメラマンは明らかに撮影がセックスだが、実際のセックスは、いつも邪魔が入り、決して遂行されない。人のを覗く事はあっても。スリラー仕立ての真実を追究しようとして、満たされない欲望でもある。彼の服装は当時流行し…
今シーズンのブロードウェイもつまんなそうで、自腹を切って見たくなるような作品はなさそう。とはいえ、最も影響力のあるNYタイムズの劇評は、悪い評でも、そこはプロの仕事で面白く書かれている。その中から話題作を紹介。 一番の話題作はジュリア・ロバー…
3つの異なる時代の恋人たちを、張震(チャン・チェン)と 舒淇(スー・チー)が演じるという趣向は面白いが、期待はずれだった。ホウ・シャオシェン監督。2005年作。 最初の物語は1966年、Smoke Gets in Your Eyesが流れるビリヤード場、とベタな設定。でも…