2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

オバマ大統領就任

2009年1月20日、オバマが大統領に就任した。 マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの記念日でもある19日に、近所のイーストビレッジにあるTheater for the New Cityでの就任を祝うイベントに参加した。 夜9時半ごろ会場に着いたが、3連休の最後の日だとい…

2008年ベスト

ロバート・ダウニーJr(アイアンマン)、ジャン=クロード・ヴァン・ダム(JCVD)、ミッキー・ローク(レスラー)と、主演スターと役柄が交錯する作品が目立った。 1.Man on Wire 世界貿易センタービルのツインタワーを綱渡りで8往復した男のドキュメンタリ…

Let the Right One In

ここ数十年のヴァンパイア物では最高作と言える、スウェーデンのティーン吸血鬼映画。同名のベストセラー小説からの映画化だが、やはり最近公開されて酷評の嵐だった「トワイライト」とは段違いで、ビレッジボイスなど有力紙多数が2008年のベスト10に選ぶなど…

Synecdoche, New York

「マルコヴィッチの穴」「アダプテーション」の脚本家チャーリー・カウフマンの初監督作である悲喜劇。 体の不調を常に訴え(中年に差し掛かった者には、より実感できる医者通いは痛いながらも笑ってしまう)、愛する者たちに去られ、死の影におびえながらも…

Man on Wire

Seeing is believing!!(百聞は一見に如かず) 1974年8月、ニューヨーク世界貿易センタービルのツインタワーを綱渡りで8往復したフランス人フィリップ・プティを描いた、ジェームス・マーシュ監督のドキュメンタリー。当時の映像及び、フィリップと彼の協力…

崖の上のポニョ

サンディエゴに住んでる6歳と4歳の甥っ子でも見向きもしないだろう幼さ。 何とか見終わってから、黙々とクリスマスツリーを片付けた。

Che Part1チェ 第一部

ベニチオ・デル・トロ主演、スティーブン・ソダーバーグ監督によるチェ・ゲバラの伝記映画。期待していたが、2時間あまりの作品(2部と合わせて計4時間以上)の内、1時間ほどたってもチェの人間像も物語も見えてこず、眠ってしまった。

Valkyrie ワルキューレ

トム・クルーズが、ヒトラー暗殺及びクーデターを企てたナチス将校を演じる。ブライアン・シンガー監督。歴史に基づいた面白い題材なのに、暗殺を実行するまでの準備がちっともスリリングでない。ケネス・ブラナーやテレンス・スタンプらが、暗殺計画に加担…

Slumdog Millionaire

インド版「Who Wants to Be a Millionaire?」に解答者として出演しているスラム出身の青年が、問題の答えを過去の経験から導く様子を、フラッシュバックを繰り返して描くアイデアは新鮮。イギリスとインドの混合スタッフが、インドの歴史や風土と、世界各国で…

The Wrestler

ミッキー・ロークのそして、大傑作「レクイエム・フォー・ア・ドリーム」後に音沙汰がなく、2006年に大駄作「ファウンテン」が公開されたダーレン・アロノフスキー監督の復帰作という評判の高い作品だが、がっかりした。80年代スターの復帰作で、落ち目のスター…

Bottle Shock

アラン・リックマンが好きなので、つい見てしまったが、あまりの退屈さにビデオを早送りしてしまった。ランドール・ミラー監督でリックマン主演の映画は、「Nobel Son」と並びこの秋2本公開されたが、どちらも評判が良くない。リックマンのメジャーでない出…

Milk

ゲイであることを公言しながら、アメリカで初めて公職に選ばれた政治家、ハーヴェィ・ミルクの生涯を描く。ショーン・ペンの演技は確かに良く、作品の評価も高い。が、事実を基にしているとはいえ、あまり映画的でないというか、全体的に絵で語らせる代わり…

Gran Torino

クリント・イーストウッド監督の最新作。スラム化しつつあるデトロイト郊外を舞台に、朝鮮戦争に従軍し、フォードの自動車工だった老人ウォルト・コワルスキ(イーストウッド)と、その隣人であるモン族の姉妹との交流を描く。妻に死に別れたばかりのコワル…

The Curious Case of Benjamin Button

It is a very curious movie, indeed. 題名どおり、非常に不思議な映画で、デビッド・フィンチャー監督の最高作であり、今のところ2008年のベストでもある。スコット・フィッツジェラルドの同名短編が元になっている。 フィンチャー作品は前作「ゾディアック…