最近描いた絵

去年の12月から始めたアクリル画がまだ続いている。相変わらず、映画から着想を得ることが多い。四角が4つ並んでいるのは、「The Panic in Needle Park」に出てくる70年代NYのダイナーの壁の色で、ピンク系はそのバリエーション。カラスはダリオ・アルジェントの「オペラ座」から。デ・キリコのようなさびしい競輪場の風景と漫画的な女の線画は、吉田喜重の「甘い夜の果て」から着想を得た。柄の悪いおっさんたちは「Face in the Crowd」の刑務所の場面から。人相の悪い人々を描くのは、美男美女を描くよりも楽しい。家が並ぶ光景は「Le Corbeau」から着想を得た。友人の別荘の木を描いたり、ビニールテープや紙テープでのお絵かきも始めた。今年9月で40歳になるので、展覧会を兼ねた誕生パーティーを開こうかと思っている。