コミュニティガーデン

私の住んでいるイーストビレッジには、コミュニティガーデンが沢山ある。アーティストも多いが治安も悪かった70年代から、廃屋や空き地(NY市が所有している土地であることが多い)を、住民ボランティアが市民団体の助けを借りながら美しい庭園に作り変えていった。サイズも知名度もさまざまで、ガイドブックに載る有名なものから、地元の老人や子供たちの憩いの場所まで、それぞれ特徴がある。

イーストビレッジは、ビートやパンクなど多彩なアートの場として有名なだけでなく、常に地のついた生活の場所であり続けた。治安が良くなり、ヤッピーがたくさん移り住んできてからも、強いコミュニティ意識を保っており、その象徴の一つがコミュニティガーデンだ。が、最近は再開発が進み、高級アパートの建設ラッシュで、恒久ライセンスを持っていない、小さなガーデン多数が存続の危機にある。

写真は私のお気に入りのガーデン。この春にガーデニングを始めてから、近所のガーデンにも俄然興味がわいて、色々歩き比べてみた。
http://www.nytimes.com/2007/09/14/arts/14expl.html