ビデオ覚え書き+なめ猫

 

最近見たビデオの覚え書き。
「毒婦高橋お伝丹波哲郎(暗黒街のボス)
「怪異宇都宮釣天井」丹波哲郎(覆面姿の用心棒)
「新・仁義の墓場」孫のような年の女の子とデートする丹波さん。「何が食べたいの?コロッケ?!」
ジャッカス」見てしばらくは、下ネタ大王になる。
「斬る」「侍」「大菩薩峠岡本喜八作品の仲代達矢は、シリアス一辺倒だけでなくコミカルでもあり、一番好き。「大菩薩峠」の狂気の演技と、なりふりかまわないチャンバラが印象的。
「The land That Time Forgot」夫が子供の頃見た’70年代SF冒険Bムービー。記憶と違い、つまらなくてがっかりしていた。
「Cat-Women of the Moon」黒タイツの猫女たちの猫踊り。
「バレット・バレエ」真野きりなが「恋する惑星」のフェイ・ウォンのように新鮮。
「情事」モニカ・ヴィッティはきれいだがあまり人間くさくなく、「モデスティ・ブレイズ」より色気もない。プラスティックでリッチな人々の愛の不毛、という主題にはパーフェクトな配役だが。
「The Year Punk Broke」ソニックユースとニルバーナの’91年ヨーロッパ・ツアー・ドキュメンタリー。圧巻はやっぱり”Smells Like Teenage Spirit”。CDよりラフだが、より生のエネルギーがある。パンクが死んでから15年、CBGBは日曜夜、最後のギグを行った。

秋になると、私が寝ている横にやってきて頭をなめる、うちの猫シェフ。あたたかさとじょりじょり感が、秋の正式な訪れを教えてくれる。今年は10月15日、去年は10月8日の夜中だった。もう一匹のファイアボールは、夫のギターに合わせて歌う。頭なめほどはっきりした季節はないが、こちらも歌いだしたのは去年の冬からで、夏場より雄弁。猫の暦は不思議。